【レポート】伊藤康英のぐるぐるピアノ講座

27日は中秋の名月、28日は今年唯一のスーパームーン・・・と美しい月が見れた9月下旬の金沢でしたが、29日も昼間から雲一つない澄み渡った青空の下、10時半より、作曲家・ピアニスト・指揮者と多才な伊藤康英先生にお越しいただき、ご自身の著書である連弾曲集「ぐるぐるピアノ」シリーズの魅力をあますところなくお話しいただきました!

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当日は多くのピアノ指導者の先生方にお集まりいただき、伊藤先生が驚くほどご質問も多く飛び交い、伊藤先生、そしてともに演奏を盛り上げアシスタントもつとめてくださった五味さんの演奏に対する反応も良く、とても積極的にご参加いただきました。

 

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ぐるぐるピアノはその名の通り、ピアノの前をぐるぐるまわりながら演奏します。

本日はこちら2冊の曲集を中心に、指導者の方々に演奏に参加していただきました。

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ぐるぐるピアノは「たまご」「ひよこ」「ぐるぐるどり」と各パートの難易度がわけられており、「たまご」は初心者からねこふんじゃったが弾けるレベルで、2音から4音しか使われていないフレーズで、楽しく演奏に参加できます。

最初はぐるぐるピアノの最初に載っている「ドきドきピアノ」を。

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連弾なので、楽譜を見ないで聞いていると、とても複雑な作品なのではと思ってしまうほど!

 

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さあ、実際に体験してみましょう!ということで、伊藤先生と五味さんによる丁寧なアドバイス付きで、指導者の方々には舞台にのぼっていただきました。

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3人以上で演奏する作品を弾いてみると、入れ替わりもあるので大変スリリング!

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次々と演奏される作品を聴いていると、ただ楽しむだけの連弾曲集ではなく、音楽を学ぶ要素もたくさんあることが伝わってきます。

たとえば、ぐるぐるピアノは、五線紙の上で架線が多くなる高い音もたくさん出てきますが、それは伊藤先生がソルフェージュ的な意味を含めて、意図してオクターブ記号をいれていないのだそうです。

また、ブラームス「交響曲第1番」の第4楽章をもとにした「こうきょうきょく」という作品も演奏されましたが、これは日常的に演奏しているオーケストラ・プレーヤーでさえ知らない人も多い、作品の秘密を知ることができたりも・・・。

 

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ぐるぐるピアノの講座のあとは、すこし休憩をいただいたあとに伊藤先生と五味さんによる、ミニコンサートも。

ただ並んで演奏するだけでなく、動き回らなければならない作品ばかり。

演奏されたのは「ぐるぐるどりのジーク」「ジェラート・コン・カフェ」や「バラード」、先生の代表曲のひとつ「琉球幻想曲」など、ボリューム感たっぷり!

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最後は「思い出のプレゼント」という曲を参加者全員で連弾して、そのまま先生のサインタイムに・・・。

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その流れでそのまま記念撮影もいたしました。

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「ぐるぐるピアノ」の奥深さに触れた一日でした。

興味深いお話をしてくださった伊藤先生、ともに演奏で盛り上げてくださった五味さん

本当にありがとうございました!